当院おすすめエクササイズをご紹介します。
筋力が落ちると、どのようなことが起こるでしょうか?
例えば、ぎっくり腰になったとします。
痛みに対して一定期間安静を保った場合、全身に筋力低下が起こります。
すると、筋肉が痩せてパワーが落ちます。そして運動の反応に時間がかかり、筋の連携が崩れ、適切なリズムで運動が出来なくなります。
その結果、関節の負担が増えて痛みを誘発したり、バランスを崩して転倒に繋がり、活動性の低下を招くこともあります。
それを防止する目的でもエクササイズはお勧めです。
今回は体幹と下肢を意識した3つのエクササイズです。
当院において腰痛・膝痛の方も行っています。
皆さんも痛みが出ない範囲で行ってみましょう!
①イスに深く腰掛けます。膝は直角に曲げます。
②膝を伸ばします。
③つま先は自分の方に向けましょう。
*背中を後ろに倒さないように!!
①まず、膝を立て、足を腰幅に開きます。
②息を吐きながら臀部を上げます。上げる目安は、胸・腹部・膝が一直線になる程度です。
*それ以上は腰に負担が掛かるので控えましょう。急に腰は持ち上げず、背骨をひとつずつ動かすイメージで。
③次に背骨をひとつずつ下ろし、臀部がついたら1回完了です。
*腰痛の方は痛みの出ない範囲で行うようにしましょう。
*膝が開いたり、体が不安定になる場合は、小さめなボールやクッション等を挟むと良いでしょう。(ボールが落ちない程度に)
①肩幅大に足を開き、両手を前に伸ばします。(左図)
*この運動がつらい時は右図のように手を下ろした状態で同じように動作を行いましょう。
②お尻を後ろに突き出します。
*膝がつま先より前に出ないように。
*膝が内側に入らないようにも気を付けましょう。
③元の姿勢に戻ります。